ブレーキランプがつかない又はつきっぱなし
エンストしたときに1速のままクラッチをにぎってエンジンをかけようとしても、かからない
そんなときは、スイッチが原因かもしれません
フロントブレーキスイッチてどこ?
リヤブレーキのスイッチは、どこ?
クラッチのスイッチはどこ?
クラッチレバーの下から見るとあります
フロントブレーキスイッチ取り外し
レバーの下の10㎜ナットを外します
レバーの上の10㎜ボルトをゆるめていきますが、アクセルワイヤーに干渉してしまうので、
ブレーキホルダーをゆるめて位置をずらし、干渉しないようにします
8㎜のボルト 2本をゆるめて、レバーの位置をずらす
レバーが外れたら、スイッチがみえてますね
この穴のところにスイッチのストッパーが引っかかっているので、ストッパーを押しながら引き抜きます
外れましたか?
ストッパーはこんな形をしています
ぬけがらです
組付け時には、ヤマハグリスBをボルトにぬってから
クラッチスイッチの取り外し
カプラーを外します
プラスネジをはずすと、スイッチがとれます
これがクラッチのスイッチ
XSR155のクラッチスイッチの役割とはエンスト時にすぐにエンジンがかからない場合
クラッチを握っているか握っていないかを感知するスイッチ
ニュートラルの時はセルスイッチを下げればセルはまわります。
ギヤが入っているときにセルスイッチを下げてもセルモーターは回りませんね、
だけどもクラッチを握るとセルは回ります。
エンストした際すぐにクラッチをにぎってセルをまわせばエンジンはかかるのですが、セルのスイッチを下げてもセルが回らない場合は、このクラッチスイッチが原因していることが多いです。
リヤブレーキランプの点灯時期調整
リヤブレーキを踏むと、針金みたいなものが下にひっぱられて、ブレーキランプが点灯する仕組み
点灯時期は、このプラスチックのナットをまわしてスイッチの位置を調節します
右に回してスイッチを下げた状態
左に回してスイッチを上にあげた状態
ちょうどいい場所は、ブレーキペダルを操作しながら決めてください
ブレーキランプは自分で運転していると見えないものです。
XSR155のブレーキランプはLEDなので、球ぎれの可能性は低いです。
フロントブレーキを握ってもブレーキランプがつかない原因の多くは、フロントブレーキスイッチ
リヤブレーキを踏んでもブレーキランプがつかない、又はリヤブレーキを効かせるわけでもないのに、ブレーキランプがついてしまう原因の多くは、リヤブレーキスイッチの調節でなおると思います。
スイッチの組付け時
せっかくなので、潤滑剤をさしておきましょう
今回は、CRC556でもいいのですが、ゾイルスーパースプレーをつかってみました
電極にもさしてから組付け
使用した工具
プラスドライバー(小)
10㎜メガネ
10㎜コンビネーション
8㎜コンビネーション