バイクのマスターシリンダーの分解は、通常、普段のメンテナンスや整備では必要ありません。
通常の整備では、ブレーキフルードの交換やブレーキパッドの点検、調整が行われることが一般的です。
マスターシリンダーの分解が必要になる可能性
- 不具合の発生
ブレーキレバーを引いたときに、ブレーキが効かない、または不自然な感触がある場合、マスターシリンダー内部の問題が考えられます。 - フルード(ブレーキオイル)の漏れ
マスターシリンダー周辺からブレーキフルードが漏れている場合、シールやOリングの劣化が考えられます。
ブレーキオイルにエアが混入しているとブレーキのあたりがありません。 - ブレーキの不安定な動作
ブレーキが不安定で、ブレーキレバーを握ったときの反応が一定でない場合、内部のシールやピストンに問題がある可能性があります。
分解手順
レバーの取り外し
ブレーキレバーを取り外します。これにより、マスターシリンダーへのアクセスが可能になります。
カバーの取り外し
マスターシリンダーカバーを取り外し、内部に残っているフルードを取り除きます。
ブレーキフルードの排出
マスターシリンダーに残っているブレーキフルードを抜き取りましょう。
ブレーキスイッチの取り外し
矢印の奥にスイッチのツメがあるので、ドライバー等で押しながらスイッチを引き抜く
マスターをハンドルから外す
ブレーキフルードを車体の塗装面につけないように
放置すると、塗装がはがれてきますよ!
ピストンの取り外し
マスターシリンダー内部のピストンを注意深く取り外します。この際、ピストンやシールに損傷を与えないように注意が必要です。
ゴムのブーツを外します。
スナップリングを外します
さあ!でてきましたね!
違った部品
使えるだろうと注文したものが違っていたので交換はできませんでしたので、計測してまた組み上げます。ちなみにかったものは、、、
計測
12.5mmといったところ
内部の清掃
マスターシリンダー内部をブレーキクリーナーなどで清掃します。ここで、外部から内部に異物が侵入しないように注意が必要です。
カップを組み立てるときはグリスをぬってから
再組み立て後、ハンドルへ
ブレーキホースは、銅ワッシヤーではさんで取り付けます。
ブレーキレバーもつけて、ブレーキフルード(オイル)を入れましょう
ブリーディング
ブレーキをブリーディングしてエアを抜きします。
最後は水
ブレーキキャリパーも分解したので、エアー抜きの方法は後日アップします。