オートバイの暖機運転

ひとりごと

あなたは、やりますか?

暖機運転ってなに?

暖機運転(またはウォームアップ)は、エンジンや関連する機械部品が十分な温度に達するまで、走らないで、じっとしててねっていうこと。
通常、冷間時や寒冷な気象条件でエンジンが冷えた状態から始動する際に実施します。

目的は、エンジンやその他の機械部品を適切な動作温度に上げ、潤滑や燃焼などの機能を最適な状態にしてから、走りだそうぜ!っていうこと。

暖機運転をする理由

4輪の世界では「俺の車は暖機運転は必要なしだぜ!」という声を聞いた人も多いとおもいます。
それが正解か、不正解かわかりませんが、オートバイを大切にしたいのであれば、暖機運転しましょうよ、やるメリットはたくさんあります!

エンジンオイルの流動性向上

冷え切ったエンジンオイルは粘度が高まり、エンジン内での適切な潤滑が難しくなります。暖機運転を行うことで、エンジンオイルが適切な温度になり、エンジン部品の適切な潤滑が確保されます。

シリンダーとピストンの膨張

冷たいエンジンはシリンダーやピストンが収縮している状態です。暖機運転によりエンジンが適切な温度になり、シリンダーやピストンが膨張し、正確なクリアランスが確保されます。これによりエンジンの寿命を延ばすことができます。

燃焼効率の向上

冷たいエンジンでは燃焼効率が低く、燃料の完全な燃焼が難しい場合があります。暖機運転を行うことで、燃料がより効率的に燃焼し、エンジンの出力や燃費が向上します。

排気ガス浄化装置の効果向上

現代のオートバイには排気ガス浄化装置が搭載されています。この装置は一定の温度で最適な性能を発揮します。暖機運転によりエンジンが適切な温度になることで、排気ガス浄化装置の効果が向上し、環境への影響を軽減できます。

スムーズな始動と走行

暖機運転を行うことでエンジンが安定して動作し、スムーズな始動と走行が期待できます。寒冷地域や冷たい季節においては特に、冷えたエンジンでの始動が難しくなることがあります。

まとめ

暖機運転は、特に寒冷な気温や長時間停車した後など、エンジンが冷えている状態での運転において重要です。ただし、長時間のアイドリングは燃料の無駄遣いや環境負荷を増加させるため、適切な時間でいつまでもエンジンをかけてれば良いという事ではありません。

オートバイの暖機運転はエンジンの正常な動作や耐久性の向上、燃費の向上、環境への影響軽減など、様々なメリットがあるので、適切な暖機運転を行うことで、大切なオートバイを永く乗れるように維持していきましょう!

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